言葉のどこが三角なんですか?

くるりの代表曲に、「言葉はさんかく こころは四角」がある。

 

全体的な歌詞はとても共感を呼ぶもので、友達が好きな男の子を打ち明けてきた途端、その男の子が魅力的に見えてしまうような、好きな人の好きなものが前より目に飛び込んできて、思わず伝えてしまいたくなるような、そんな感情を湧き起こす。

 

全体的に難しい部分はなくて、ネチネチ解説する方が野暮なくらいだ。

 

しかしタイトルは違う。タイトルはとても難しい。

 

「言葉はさんかく こころは四角」。

 

そもそもなぜ、対応する言葉同士で漢字・ひらがなを合わせないのか。言葉はさんかくなのか?こころは四角なのか?全くわからない。難しい。

 

例えば言葉は、時には人を傷つける凶器になる。傷を癒したかと思えば、えげつなく斬りつけてくることだってある。そんな時、尖ったさんかくが相応しい、と言えるかもしれない。

 

こころは、弱めたりする人ももちろん多いけれど、一定は強く作られているように思う。本当に無理、と思ったら受け入れず、がっちりとガードを固めるからだ。その点、揺らぎのない四角という図形は正しく当てはまるように思う。

 

だけれどこの読み方、言ってしまえば「王道」だと思う。なんのひねりもない。

 

どうにか、天才案は生まれないものか・・・人をウンと唸らせたい時に限って、運はどこかへ出張中のようです。

 

http://j-lyric.net/artist/a000786/l00ad6a.html

言葉はさんかく こころは四角 の歌詞です。

 

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