やっぱお酒やめようかな

アル中が入院してから、その人生や入院してからの出来事を書いたような小説を読んだ。

 

数々の検査、初期の禁断症状、何十年ぶりに食欲が回復した感動、さまざまな描写がウッときた。検査のために腹を切られるシーンなど、自分のお腹までチクチクしてくる。

 

お酒を飲むにもいろんな理由があると思う。付き合い、好み、逃避、さまざま。最近の若者は酒離れが進んでいると言われ、そう言われてみれば、ビールやカクテルなどのCMは人気アイドルやタレントを起用し、なんとか「お酒は爽やかに楽しめる、さいこうのクスリだ!」と言わんばかりではないか。

 

私がお酒を飲む理由、それは決まって「お酒が好き」だからだ。飲んで美味しい、おつまみも美味しい、お酒を飲んで調子がよくなる周りの人間とふざけ合うのが楽しい。

 

私は特段弱いわけではないが、強いわけでもない。ただ、まともに周りの人と話したり、いつもより少し調子のいいことを言う時間が長くなって、その先は記憶をなくすだけだ。

 

今まで、お酒に飲まれたことは何回かある。反省するとそれは楽しくない記憶になってしまうので、最近は開き直っている。ただ、朝起きて、見覚えのないミネラルウォーターがカバンに入れられているときは反省する。今までに私のカバンに水を入れてくださった方々、ありがとうございます。

 

これからもたくさん失敗して、たくさん迷惑をかけるのだと思う。それでもきっと私は飲みに誘われたら二つ返事で「行く!」と言うし、どうしても喉が渇いた夕方にはビールを開けるのだと思う。

 

「今夜、すべてのバーで」 読み切った直後は流石にお酒を飲む気にならなかったが、そのあと携帯を見てお誘いがあった瞬間、ゴクっと喉が鳴るものだ。

 

というわけで、今日もお酒やめるやめる詐欺を働きながら、楽しくなってこようと思います。

 

今日のできごと:服を売ったら200円になった

今から:飲みに行く前に紅いもタルトを食べる