白馬のグミ様
グミ。おいしい。つぶつぶとしていて、ポイっと放り込めるものがとても好きだ。
小さい時は、色んな味の入っているそれをひとつずつ確かめるように味わい、必死に噛んだものである。お腹も一杯になるので、グミは危険なお菓子だった。
ところが今、私はグミをいちどに何個も口に放り込んでいる。色んな味が混ざる。最早何味が入っているのかに一瞥もくれない。
グミ界の女番長グミ子が子分を連れて「ちょっとアンタ!グ美のこと、他の子と一緒くたに何も考えず食べてくれちゃってさ!どう言う了見なわけ!?グ美はあんたのこと、好きだったんだよっ!?」と文句をつけにくるかもしれないので弁解しておく。確かに個性を見出す努力は怠っているが、私は最早グミで快感を得ている。とても幸せだ。グミを愛している。
私がピンチの時、迎えにくるのは白馬に乗ったグミ様かもしれない。乗ったというか、載ったというべきか、まあ、詳しい話は置いておこう。
とにかく私は、今とてもグミ(特につぶグミ ソーダ味)にハマっているのだ。
今日すること:バイト9時間
今日の反省:グミの食べ過ぎで治療した虫歯が疼く