ね、おねがい

今日が卒論の提出日だと思って、私、頑張る。2時間前、お風呂を上がったばかりの私は母にそう宣言した。母は早いうちに寝室に引き上げ、私のみがリビングに残された。ホットカーペットがありがたい、年末である。

 

いつのまにか、引っ越しに備えて家を探していた。間取りを見るのも、写真を見るのも、そりゃあもう楽しい。あっという間に時間は溶けて、ああでもない、こうでもない、こうするといい、こうするもんだ、そんなこんなで、あ、日付超えた。

 

父は今日夕方からいそいそと飲み会に出かけていて、姉は明朝帰省してくる。それは即ち、平穏な夜は今日が最後ということだ。今日のうちにやってしまいたい。いや、今日っていうか、正確には昨日だけども、いやもう、寝るまでが今日やん、そんな細かいこと言わんといてや、ね、もうええわこの話。

 

私は自分に関する計画を立てることがとても好きで、それは例えば初任給をどう使ってどう貯金をしようかだとか、自動車学校にこう通えば1月中に免許が取られるんじゃないか…といった、目論見に近い計画である。

 

意外と堅実なところがあって、お金を貯めたらこうしよう…だとか、考えながらまじめに生きようとしている。姉はよく、あんたが1番お金かかってない娘じゃと言う。なんだかんだでおねだりをした生涯金額は大きい気がするのだが、進路という点ではたしかにそうかもしれない。

 

先日3姉妹でスカイツリーのブッフェに行った。ローストビーフを目玉商品として謳うわりに、なかなか出来上がらずやきもきしながらも、他愛もない話をひたすらにし続けた。とても楽しかったんよと父に話すと、父も嬉しそうで。母は3姉妹食事会開催が決定した時から嬉しそうだった。

 

相変わらず長女は地元が嫌いなようで、こればかりはどうしようもないのかもなあなんて諦めている。でも私は、もっと姉たちと遊びたいから近くに住んでほしいなあなんて思う。福岡いいよ、福岡。

 

先日祖母に会いに行った時、就職が決まったよ、少し近いね。社会人になっても、遊びに来るけんね。なんて言っていたら、真顔で「じゃあしーちゃんはこっちの人と一緒になるんじゃろうねえ」と言われた。そ、そうなんかな!?そういう、もん!?

 

結婚だなんて、現状の自分から延長した先には見えないのだけど、3.4年もしたら、もしかしたら、しちゃうのかもしれない。結婚をして、すこし広いお部屋に住むようになったら、本を置くスペースをたくさん確保したいんだけれど、どうだろう。大きいテレビは映画を観るためで、広い壁はポストカードを貼らせてほしい。せめて、20代のうちは。ね、おねがい。

 

なんでもそうで、一度やめちゃうと億劫になっちゃいますよね。そして久し振りにしようとすると、やっぱりすこしなまっているものです。また明日も、明後日も、そして2018年も、徒然なるままに文章を書こうと思うのです。

 

今日:ホットカーペットの上でお昼寝しました

昨日:お布団の中で本を読もうとしたら寝ていました