私、ギュンギュンします

年末だというのに天気が良い1日だった。とはいえ夏女の私、冬には常に「寒いんじゃけど」「もうちょい晴れてくれんかね」といった文句があるのだけど、今日はちょっと仲良くできそうな気がするくらい、過ごしやすい日だった。

 

年末といえば大掃除。自宅の掃除は概ね済ませて帰省してきたので、実家でも少しやってしまおうかと、引っ越し以来殆ど開かずの間になっていたクローゼットに手をつけた。

 

私は以前から紙袋や袋などといったものをついつい集めてしまうクセがあったのだが、その根源ここに極まれりと言わんばかりの、母が集めた跡があった。最近断捨離傾向にある私がどんどん捨てていこうとすると少し怒りを買ってしまったため、これも同じく段ボールのまましまい込んであった沢山の本たちを、沢山のレコードと一緒に並べることで機嫌を取ってみた。

 

私はいくらお金がない時でも、この本を読みたい、と思ったら絶対に迷いなく買ってしまうし、お陰でどんどん本は増えていく始末なのだが、まさに母もそういうタイプなのだと思った。

 

筒井康隆、森瑤子、村上龍司馬遼太郎、とくにこの辺りがもう、下手な本屋さんよりずらーーっと並んでしまう。正直、びっくりした。ここまで行くか…すごいな…と。

 

私が社会人になって、お金をちゃんと貯められるようになったら、大きくて安定している本棚を設置してあげたいと思った。母は本を繰り返し繰り返し何度も読むタイプで、気分で手に取りたい本が沢山あるだろうから。

 

本との出会いもあれば、別れもあるもので、今日は中学か高校の時に買い揃えた少女漫画を一気読みした。それらはすでにフリマアプリで落札されたからだ。梱包が完了次第、私のものではなくなってしまう。

 

とっても、良いですね。私は女子校だったもので、男女共学という文化がよく意味が分からないです。思春期に男子と一緒に生活したら、私、きっと、こじらせてしまうわ。

 

恋愛っていいな。季節のにおいが分かるっていいな。いつ読んでも、そう思わせてくれる作品が明日、旅立ちます。

 

今日:姉が帰ってきました

今日読んだ本:ストロボ・エッジ