明るい声で挨拶したい

今日は朝から嬉しいことと嬉しくないことが入れ替わり立ちかわりしていて、どういう気分なのか形容するにし難い、そういう1日だ。

 

以前わたしの花粉症を気の毒に思い、飴ちゃんをくれたおばちゃんがいた。今朝はわたしの顔を見るなり「今日花粉ひどくない!?」と赤い目をして訴えかけてきた。わたしも今日は朝から何度も息が止まりかけていたので、「ひどすぎます。出勤の時に限ってこうです」と笑い合った。これは嬉しい出来事。

 

席について仕事が始まった。初めて隣り合わせたおばちゃんが、すきあらば悪口や文句を言う人だった。わたしに対して言っているわけでも、語りかけている訳でもないので聞かなければいいのだけれど、耳に入るから何となく精神を消耗してしまう。これは嬉しくない出来事。

 

休憩室で派遣さんとすれ違った。わたしは時々髪を外ハネにするのだが、そうしていると必ず「今日はハネとうね〜かわいいっ」と褒めてくれる人で、会えば少しでも必ず言葉を交わす関係だ。

 

少し会わない期間があれば「久しぶりやねっ」と言う彼女は、きちんとわたしに対して話しかけてくれているというのがわかるのですごく好きだ。

 

ちなみに今日は「大学生やったんやね!?すごいしっかりしとうね…」と言われた。そうやって会うたびわたしにしっかりと向き合ってくれて、おそらく彼女が評価したいと思ったことを率直に伝えてくれるので、わたしはそのことの方がよっぽどの才能だと思う。もちろんこれは、とっても嬉しい出来事。

 

いくら体裁が整っていて感じの良い声を出していても、いつかきっと相手にはドスの効いた声が届いてしまうと思う。普段から丁寧な人付き合いを心がけていれば、自ずと信頼は培われると思うし普段怠けていた人をいつしか突き放すパワーを持ち得ると思う。

 

わたしは完全な人間ではないし、時には悪いこともするし腹が立ったらわざと冷たくしてしまうことだってある。離れているときは感謝をしてみるけれど、帰省して3日も経てば母のお喋りを聞き流すようになる。バイトをしすぎて扶養の範囲を超え父に12万円の税金を払わせたが、一時期バイトが干されていたこともあり仕送りまでさせている。

 

人間、やさしくありたいと思う。一つの言葉遣い、声色、何の気なしに発したものが人の心を萎えさせるかもしれない。逆に捉えれば、少しの努力で人を安心させることもできると思う。

 

できる限り感じの良い人間であるためにまずは明るい挨拶をしたいのだが、どうしても人見知りと勇気のなさでショボショボと挨拶をしてしまうわたしであった。

 

※父に払わせた税金は旅行をプレゼントするなどして、出世払いするつもりです。…つもり。

 

今聴いている音楽:お別れの歌/never  young beach

報告:心境と状況の変化があり、好転しました