消える運命の白いふわふわ

期待すると雪は降らないし、期待しなければ雪は降る。昨日から今日にかけて私が学んだ、1番のことである。

 

昨日はアルバイト先で新年会があった。いつものごとく、閉店後に飲み会を始めるため、開始はすっかり夜遅い。22時30分から焼き鳥食べ放題とは、喜んでいいのか泣くべきなのか。

 

兎にも角にも、働いてお腹が空いていたわたしはとにかく食べた。どんどん串を、焼きおにぎりを、塩だれきゅうりを頼み、どんどんお腹は膨れていった。

 

最近は飲み会に恵まれていて、先日同期とひょんなことから集まった時も楽しくお酒を飲んだ。ほろ酔いでお店を出て、いい気分になり、セブンイレブンウイスキーを買って寒い寒い言いながら宅飲みをする、明らかに大学生、みたいなことをした。とても満足した。

 

それにしても最近はとても寒い。お風呂に入る時の急激な温度変化が危険であると取り沙汰されているが、それでは服を脱ぐのを躊躇ってしまうばかりだ。

 

私はお風呂の最後に冷たいシャワーを浴びることを常としていて、これは小学生の時から10年以上続けている習慣だ。心臓に良くないらしいぞと心配性の姉から何度言われても、わたしは「ぬるいだけだよこれ」などとギリギリの言い訳をして冷たいシャワーを浴び続けてきた。

 

そんなわたしでも、ここ2.3日のお風呂上がりの異常な寒さには驚く。驚くというか、ドン引き。いやいや、ここ冷蔵庫じゃないし。常温保存できちゃうよ、じゃないし。

 

雪ではしゃげるほど陽気ではない夏女なのだが、昨日は新年会から一緒に帰った後輩たちがとても可愛くて、なんだかとてもいい思い出だなと思った。そこまではしゃいでいなかった方の後輩が、道路にわたしの名前を書きだしたときは、唐突すぎてとても笑ってしまった。

 

アスファルトに掘られたわたしたち3人の名前は、また雪となり水となり消えていったのだろう。刹那的なものは否応なしに美しい。綺麗な思い出として、保存していたいと思った。

 

今日:ミートパイを3種類買いました

最近:お弁当のおかずがあまりにも固定されています