箸が休むって何なんだ

今日の夕食は、商店街にあるお肉屋さんで買って来たらしいハンバーグだった。さすがお肉屋さんなだけあって、とてもジューシーで、ご飯が足りなくなってしまった。

 

献立はシンプルで、その中に焼きネギのマリネがあった。食べながら無意識に「これはいい箸休めだなあ」と思ったのだが、そこからずっと、あることが気になってしまった。

 

えっ、箸って休んどるか?

 

たしかに、ハンバーグはとてもよくお箸が動く。ナイフとフォークじゃないんかいというツッコミはいらない。焼肉屋さんを経営するお肉屋さんから買うハンバーグは、お箸と決まっている。例え付け合わせにコーンがあっても、だ。

 

それにしても箸休めというのはよく意味が分からない。抑えられない食欲に任せるまま動くお箸を制御するものじゃないのか。箸休めが美味しかったら、全く休まらないじゃないか。まして箸休めはメインと味の傾向が変わってさっぱりすることが多いから、口の中が新鮮でよく進んでしまうことが多い。これは本末転倒だ。

 

念のため検索してみると、やはり口の中をさっぱりさせ、またお箸を清める意味が、箸休めにはあるようだ。なるほど、お寿司の合間に甘酢しょうがを食べるように、箸休めは存在するのだなと思った。

 

もしかしたら、箸休めというのは便宜上の言葉なのかもしれない。日本人がよくやる、<現実に沿うとそうは言わないけど何となくそれっぽくで表してみようシリーズ>かもしれない。ちなみにこのシリーズNo.1は「刺身」である。

 

さきほど「箸休め」について検索してみたと言った。1番上に出てきた記事を見てみると、最後の方は箸置きの広告記事だった。なんだか、損した気分になってしまった。やはり広告は、見られないし、見たくないし、消えて欲しい存在なんだなあ、と再認識した。

 

皆さんのそんな気持ちを代弁するべく登場したのが広告ブロッカーというアプリでして、私もモニターとして使用したんですが、それはもう初日からまったくストレスが無いん…………(続)

 

今日:姉が帰ってしまいました

明日:同窓会があります ドキドキです