豚骨ラーメンは恥ずかしい

最近バイトの休憩時間、近くの安いスーパーで冷凍パスタを買い、事務所で温めて割り箸で食べることにハマっている。パンやおにぎりを買うより経済的で、美味しい。お腹いっぱいにもなる。

 

最近は量の少な目な海鮮の入ったペスカトーレを食べていたのだが、どうにもこうにも今日はお腹が空いていた。とてもお腹が空いて、今日は「アレ」の日だと思った。

 

他のパスタより量が多い、パッケージにでかでかと「BIG」と書かれたナポリタン。君だよきみ、そう思いつつお会計を済ませ、今日も割り箸でズルズルとすすった。

 

食後、「BIG」と書かれた部分があまり見えないようにゴミ箱に捨て、満足した私はだらだらとツイッターをしていた。すると事務所に入ってきた先輩が言った。

 

「豚骨ラーメンのいい匂いがしますね(笑)誰ですか?(笑)」

 

「ととと豚骨ですか!?な、ナポリタンです!!!ナポリタンです!!!」

 

2回言った。大事なことだからね。先輩は、「豚骨っぽい匂いですけどねぇ…?」と言いながら、笑みを浮かべ去っていった。豚骨…豚骨かあ…。

 

豚骨ラーメンの匂いは、一歩間違うとアウトである。福岡県民に怒られたとしてもこれは言う。遠目に嗅ぐ豚骨ラーメンの匂いなど、ただの(自主規制)である。

 

なぜナポリタンの豊かなケチャップの香りが、豚骨ラーメンの匂いと感じられてしまったのか…。え、もしかして私本体が臭いのか…?なんだそれ…養豚場かよ…。

 

豚骨ラーメンの香りがしたのは、きっと先輩の嗅覚がすこしバグっただけだと思う。気にすることではない。

 

そう思いながら、ありったけのリセッシュを事務所に撒く私であった。

 

今日の出来事:大好きな芸能人の交際相手がめちゃくちゃ可愛くて病んだ

今の気持ち:ナポリタンが多かったのでとても眠い