ミニマリストの地雷

断捨離、ミニマリスト、誰でも一度は聞いたことありそうな言葉。どちらも、片付けの達人のようなものが連想される。

 

私は定期的にモノをめちゃくちゃ捨てる。

 

めちゃくちゃと言っても、一般的なスーパーの袋が2つぱんぱんになるくらいではあるが、意外とこれが小さな積み重ねになるのである。

 

最近使ってないなあ…捨てる、これ結局何のために取ってたんやっけ…捨てる、これってあの時のじゃん…思い出を捨てる。

 

生きるのも22年目になってきて、さすがに全部の思い出を取っておくこともできなくなってきた。一人暮らしを始めることを機に、すこし実家に残してくることでだましだましやってきたものの、やはりこの3年ちょっとでも思い出は箱を溢れ出してきた。

 

思い出といえば、写真もたくさん溢れている。あんなに沢山撮って、あんなに沢山LINEのアルバムで共有したくせに、いざiPhoneが壊れて写真がぶっ飛んでも悲しむのはせいぜい1週間だ。

 

写真は確かに面白い。タイムスリップした気分になるし、その時の空気、匂い、雰囲気まで一気に蘇ることだってある。それでも思い出すのは、あーあの時お酒飲み過ぎたなあ…とか、あの時よけいなこと言っちゃったなあ…とか、そんなことなのだ。思い出さない方が美しい思い出もある。

 

モノは極力減らしたいと思っていて、それでも残したいと思うモノを大切にしようと改めて思う。きっと、ポストカードや本、CD、DVDは捨てられない。なぜか溜め込んでしまうショップの紙袋、留学した友人の置いて行った沢山の調味料、ボディケアグッズ、色んなものがあるけれど、どれもちゃんと精算していかなければと思う。

 

捨てるか一番悩むものは、新大阪で買った大好きな駅弁、ひっぱりだこ飯の壺だ。なんてこったい。

 

今日のできごと:ゼミが始まりました

今日のこれから:ひさびさにモノを捨てようかと