充電が残りわずかとなっています

小学生の間、習い事のクラシックギターに母と通っていた。

 

週に1回、30分か1時間か覚えていないのだが、時間を気にする歳でもなかった頃からそれはずっと続いていた。

 

ふたりのレッスンが終わると、決まって少し寄り道をした。本屋さんに行ったり、ショッピングモールで服を見たり、その習慣は中学、そしてギターを辞める高校3年生まで続いた。

 

なぜか昔からスタミナが無く、お買い物などで歩き回っているとだんだん無口になり、疲れる子供だった。母は反応が薄くなり切ない表情をした私のことを「充電切れ」と呼んだ。

 

そういう時は、バヤリースのオレンジジュースを買ってもらったり、冬はココアをフーフーさせていた。次第に、レッスンの前後で食べられるように母がおやつを準備してくれるようになった。あの頃はいくら栄養を摂っても足りないくらい1日を一生懸命生きていたのだと思う。

 

昨日唐突に充電が切れた。いくら久しぶりにバイトが長時間だったりしたとはいえ、休憩中にからあげ4個とおにぎり2つを食べた身である。スタミナ弱すぎか。

 

帰宅して、講座の課題に手をつけていないことにウンザリしながら仮眠を取ろうとするも、雷にビビったりなど宜しくない目覚めを迎え、結局朝まで疲れは取れぬままであった。

 

私はiPhoneの充電が60%を切ったら少しソワソワして、自宅ならば充電する習慣がある。自分の身に於いては、iPhoneさながらの1%の粘りで無理をしているのではないかと思った。

 

こなしている量、やった内容、そんなこと気にせずに疲れた時は疲れたとぶっ倒れたいものだと思った。

 

因みに今日は色んなことをサボり散らかして17時からビールを飲みました。イェーイ

 

今日読んだ本:もういちど生まれる/朝井リョウ

今日観た映画:ヒップスター